💡忙しくても速くなる!社会人スプリンターのための効率的練習法
仕事や家庭、育児に追われながらも「記録を伸ばしたい」。そんな社会人スプリンターのために、週2回の練習でも結果を出すための戦略を紹介します。
私自身、週2回のメイン練習しかできない生活の中で、32歳で自己ベスト10秒66を記録し、35歳の現在も10秒台をキープしています。限られた時間でも結果を出す鍵は、自分の状態に合わせた練習内容の選択です。
🔍まずは「今の自分の状態」を把握しよう
まず大切なのは、今の身体状態がどの段階にあるかを理解することです。
- しっかりとトップスピードが出ている状態か?
- それとも、スピード感が鈍ってきている状態か?
この判断によって、練習メニューやアプローチは大きく変わります。
🚀【パターン1】スピード負荷がかかっている短距離選手の練習法
この状態では、「今あるスピードを維持・さらに伸ばす」ことを重視しましょう。
💡おすすめメニュー
- 30m × 2本 + 60m × 2本(レスト3〜5分)
- 仕上げに 80〜120m × 1本(フォームを意識して全力)
🧠おすすめの瞬発系トレーニング
- ハードルジャンプ(5〜8台を連続で)
- バウンディング(20〜30m程度)
- ボックスジャンプ(できれば膝の高さ以上)
- シングルレッグホップ
⚠️ スプリント技術と筋力のバランスが崩れると怪我のリスクが高くなるため、両者をバランスよく鍛えましょう。
📺 実際のトレーニング動画(YouTube Shorts)
🧱【パターン2】スピード不足を感じるスプリンターの再構築メニュー
「最近速く走れていない」「加速感がない」と感じる場合は、走り込みと高負荷刺激によって基礎を立て直す時期です。
① 走り込みで身体を鍛える
- 250m(36〜38秒切り)× 3本(レスト150mウォーク)× 2〜3セット(セット間レスト15分)
効率的なフォームを身体に染み込ませ、体幹主導の走りを身につけます。
② 高負荷ウエイトトレーニングで神経系を活性化
高重量のウエイトトレーニング(スクワット・デッドリフトなど)を用いて、瞬発力を強化しましょう。
③ 締めの加速走で終わる
- 30m × 3本(高出力で)
疲れていても出力を意識して走ることで、本番後半の粘りにつながります。
📺 ウエイト系メニューの参考動画💪(YouTube Shorts)
✅まとめ:上級者までは週2回でも記録は伸ばせる!
- 🏃♂️ 忙しい中でも練習は工夫次第で結果に結びつく
- 🔍 今の自分のスピード状態を正しく見極める
- 🚀 スピードが出ている時期 → トップスピード+瞬発力強化
- 🧱 スピードが落ちている時期 → 走り込み+高負荷トレーニングで土台作り
「練習時間が少ないから記録は伸ばせない」と思っていませんか?
大事なのは「どの練習を、どのタイミングでやるか」。週2回でも、狙いを定めた内容なら記録は必ず伸ばせます。